エドフ・ホルス神殿
約2300年前と、比較的新しい「ハヤブサ神ホルス」へ捧げられた神殿です。
黒い天井は、キリスト教徒が住居として使っていた頃に付いた煤(すす)で、その頃の神殿は、天井近くまで土で埋まっていたそうです。
壁には「ホルス神」の父である「オシリス神」を殺した「セト神」を退治する様子が描かれています。
悪役の「セト神」はカバの姿で描かれていますが、ルーブル美術観でも人気の「青いカバ」とも関連するのかな?なんか「青いカバ」が、急に悪者に見えてきた(´Д`)
ちなみに、エジプトでよく見かける目の絵柄は「ホルス神の目」なんだそうです。「セト神」との闘いで、目を奪われてしまったようです。
エジプト神話 「オシリス・イシス・ネフティス・セト」の4兄弟と「ホルス神」のエピソードは興味深かく、ファラオ達の王権にも密接に関わっているそうです。
ホルス神殿まで行く馬車は、エンターテイメントでカオスでした↓
ラムセス3世葬祭殿
第一塔門にあるラムセス3世のレリーフ。シリア人やヌビア人を成敗する様子が描かれています。捕虜を数えるために、腕や男性器を切り取ったとか、、、。壁のレリーフを消されないよう、深掘りになっています。
闘いの象徴、太陽神ラーの娘とされるライオンの女神像。
第二中庭の天井画は保存状態も良く、色彩も残っています。