予約殺到で発売日に届かず、半ば諦めかけていたフラッグシップミラーレスカメラ「Nikon Z9」。
二次出荷に間に合ったらしく、無事GETする事ができました。
動きモノを撮ってみて感じたのは、想像以上に“Real-Live Viewfinder”の恩恵がある事です。
ブラックアウトしないぶん、ターゲットを追い続ける安定感が増しますね!
4K動画にも挑戦してみました。500mm f/4 120fps 換算500~1150mm(x2.3)で撮っています。
AFは動画でもよく追従してくれます。なんだか楽しくなって、半分以上は動画を撮ってました(笑)
AFモードも色々試してみたのですが、ボートレースでしっくりきたのは「ワイドエリアAF(L)」。追従特性は「横切りへの反応」は鈍感で、「被写体の動き」はスムーズかな。
被写体検出でヘルメットの中の瞳を検出した時は、ちょっと感動しました。
欲を言えば、(FXで撮る時は)もう一回り大きなワイドエリアがあると嬉しいカモ。
フォーカスピーキング表示しなくても、ファインダーのピントの山は掴みやすいです。
またまた4K/120fpsの動画を撮ってみました。30fpsにしているので4倍スローになります。
蝶々を捕らえて追ってる感。何コレ凄い(笑)
オートエリアAFにさえしとけば、あとは勝手に何でも撮れますって訳じゃ無いのですが、被写体検出で、今までと異なったサポートが効いているのを十分体感する事ができました。
その他ざっくり使った感じで、幾つか気になった事。
3D-トラッキングは、意図しない被写体に持って行かれた時の動揺が激しいので、Fnボタンに一時的なAFモードを割り当てるなどして、少し練習した方が良さげです。
試しにレンズの前に指を横切らせても、持って行かれる事があったので。。。
あと建築物など横一直線の境目でAF合わせようとすると、迷う事がありますね。
その辺りファームアップで、さらに良くなる事を期待しています。(※現在Ver.1.10)
とにかく「おっ!」と思えるシーンを捕らえたり、動画も撮りたくなるカメラで、めっちゃ面白いですよ!