『大仙厓展 – 禅の心、ここに集う』@出光美術館に行ってきました。
ゆったりまったり見られて、めっちゃ良かったです!
《指月布袋画賛》
はしゃぐ子供と散歩する布袋さま。なんとも愛嬌のある二人。
「を月様 幾ツ 十三七ツ」(月にちなんだ子守歌)
布袋さまが指し示す視線導線は画面の外。遥か彼方の月。
教典学習(指)では得られない、その先の座禅修行を経て、
悟りの境地(月)に到達できるという、禅の教えを含んだ絵なんだそうです。
仙厓も最初は細密な描写の絵を描いていましたが、
「雪舟のように絵画史に名を残した禅僧は多いが、その徳を語るものはいない」
という浦上春琴の言葉がキッカケで、このスタイルに変わったとか、、、
仙厓もピカソも、もともと絵は上手かったんですね。
写真も露出設定からフレーミングに至るまで、
視線導線を意識しつつ、一瞬を切り取ります。
でもシンプル・ユーモラスに禅の悟りまで含めるとなると、
相当な修行を積まないと無理ですね。 b(´▽`*)
最近は“侘び・寂び”の世界観にも惹かれつつあるなぁ~(茶を嗜むのではなく)
出光美術館(東京・丸の内) 大仙厓展 – 禅の心、ここに集う
開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
毎週金曜日は午前10時~午後7時(入館は午後6時30分まで)
休館日
毎週月曜日(ただし10月10日は開館)
入館料
一般1,000円/高・大生700円(団体20名以上 各200円引)
中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です)
※障害者手帳をお持ちの方は200円引、その介護者1名は無料です