ハトシェプスト女王葬祭殿
エジプトの王(ファラオ)で知っているのは、ピラミッドのクフ王に始まり、トトメス、ラムセス、ツタンカーメンあたり。
ハトシェプスト女王はエジプト初の女王なのですが、即位については曰く付きです。トトメス2世の妻であったハトシェプストは、幼くして王位を継承した側室の子トトメス3世の摂政となり、以後22年間にわたり実質的な権力を保有したそうです。
ハトシェプスト女王下のエジプトは、平和で繁栄していましたが、彼女の死後に権力を取り戻したトトメス3世によって、その記録となる壁画や銘文は抹消されたらしいです。
断崖を背に建てられたハトシェプスト女王葬祭殿。発掘当初はかなり壊れていたそうですが、現在は修復されて、とても綺麗です。
貿易相手国のプントから持ち帰った、3500年前の木の根っこが、今も残っています。
オシリス神姿で腕を前に組んでいる死後のハトシェプスト女王像。お顔は女性っぽいけど、王の髭が付います。
最上段へ続く階段の入り口には、ホルス神の像がありました。
メムノンの巨像
ルクソール、ナイル川西岸にある巨像です。
巨像の後ろには、フランスの考古学者達が新たに発見した像がありました。