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【マレーシア旅行記 その5】バトゥ洞窟&スリ・マハ・マリアマン寺院などの宗教施設

風景・旅行

マレーシアに着いて最初に訪れた宗教施設は『バトゥ洞窟』。クアラルンプールの北の郊外にあります。

272段の階段を登ると、鍾乳洞の洞窟の中に祭壇がありました。振り返って、“ロッキー・ステップ”したくなる達成感~「うぇぃ、ドリアン!」(笑)

ここはヒンドゥー教の聖地で、1月頃に行われる大祭『タイプーサム』の時は、『スリ・マハ・マリアマン』からここまで巡礼するのだとか。

その『スリ・マハ・マリアマン寺院』はチャイナタウンの近くにあります。ここでは靴を脱いで参拝します。門の外に、有料で靴を預かってくれるところがありました。

中に入ると、ちょうどお祈りの最中です。服装は自由のようですが、神聖な雰囲気に圧倒されます。

信者の人々が蝋燭の焔に手をかざし、その熱を頭に頂いて祈りを捧げる姿は、とても厳かで静かで温かみのあるものでした。御本尊を拝見するのは遠慮しました。

関帝廟は仏教寺院で、関羽が祀られています。商売人や地元の中国人が参拝するそうです。香港で見たのと同じく、お線香などのお祈りセットを丁寧に作ってからお祈りする人たちの姿が見られました。

マレーシアの国教はイスラム教だそうです。街のあちこちにモスクがあり、頭にヒジャブを巻いた女性が多く見られます。クアラルンプールで最古のモスクである『マスジッド・ジャメ』では、観光客の女性が身に付けるためのローブを入口で無料で貸し出していました。建物の中に入るときに靴を脱ぐのはヒンドゥー教と同じですね。最古というわりには建物が綺麗でした。

マレーシアは色々な民族が、色々な宗教を信じながら、穏やかに尊重し合って共存している国だと感じます。宗教的タブーはありますが、それを観光客に強制する雰囲気はほとんどありませんでした。

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