王家の谷
駐車場から電動トラムに乗って「王家の谷」へと向かいます。
歩いて向かう人もいますが、やや距離がありました。各お墓には、KV1~KV64の番号が付いています。
ラムセス4世の墓(KV2) -TOMB OF RAMSES IV
ツタンカーメンのお墓はカメラの持ち込み自体が禁止でしたが、他のお墓は、共通のフォトグラフィーチケット(EGP300)を買えば撮影可能です。 スマホでの撮影もチケットが必要です。チケット無しでの撮影がバレると大変な事になるので、やめましょうね。かなりの頻度でチェックされます。
ラムセス4世のお墓は、青っぽい色彩がとても綺麗でした。
壁には綺麗なヒエログリフが残っています。
ラムセス9世の墓(KV4) -TOMB OF RAMSES IX
ラムセス4世のような鮮やかな青はありませんが、こちらも綺麗なお墓です。このような素晴らしいお墓からも、当時の信仰心と王の権力が窺えますね。
お墓の基本構造は似ていて、入り口からの長い通路や階段を抜け、一番奥に玄室がある。このような素晴らしいお墓を作り、ミイラにして収めたのも、ファラオが冥界を通り抜け無事来世に転生するよう願っての事。
ただ流石に年月も経っている事だし、途中で転生したかどうが確認するような儀式もあったんじゃないか?と、素人的には思ってしまうのです。
それほど広くない範囲に沢山のお墓があるので、何千年も前のお墓が、今も足下にそのままの姿で残っているかも知れない。そんな雰囲気の「王家の谷」と「王妃の谷」。
とにかく生で見るお墓は、とても感動的でした♪