エジプト観光といえば、誰もが知っている「ピラミッド」と「スフィンクス」。ココだけは外せません。
これまでもエジプトの遺跡を沢山見てきましたが、「クフ王のピラミッド」は、古王国時代(BC2550頃)と、かなり古いものです。「トトメス」や「ラムセス」よりも1000~1500年以上さかのぼり、今から4600年も前の建築物です。
そんなに昔に、これほど巨大なピラミッドを作ったなんて、本当に信じられないですね。
さて、いよいよ「クフ王のピラミッド」内部へ入ります。本来の入り口よりも下にある「盗掘孔」が現在の入り口です。
内部は撮影禁止なので、カメラをガイドさんに預けて、いざ突入!
入り口を入ってしばらく進むと「上昇通路」があり、 腰をかがめたまま100m以上登ります。その先にはテレビでもお馴染みの「大回廊」が開けます。約9mの高さの傾いた天井は、重力を分散させるためだとか、、、。
「大回廊」を抜けると、花崗岩でつくられた「玄室」に到着しました。中にはポツンと棺が置いてあるだけで 、ヒエログリフなどのレリーフも無く、とても蒸し暑かったです(笑)
「王家の谷」のお墓と比べると、「玄室」は殺風景でしたが、「大回廊」は見応えありました。
降りるときも、登りと同じ「上昇通路」を使うので、うまく譲り合い、すれ違いながら降りて行きます。
「カフラー王のピラミッド」もかなりの大きさです。上部に化粧版が残っているのが目印。