メトロポリタン美術館
セントラルパーク側にある世界最大級の美術館、『メトロポリタン美術館(MET)』に行ってきました。
会館(10:00)が近くなると、建物左右の階段に、入場待機列が出来はじめます。
ニューヨーク・シティ・パス等を持っていれば、館内の自販機にQRコードを読み込ませて、直接チケットを発券できるので、お手軽でした。
普段ヨーロッパの絵画は2階にありますが、オランダ絵画の特別展『Dutch Masterpieces』を開催中の今は、フェルメールやレンブラントなどが地階に集まっているとの事。
予めその情報を得ていたので、開館後すぐに、一番奥の階段で地階へと向かいました。
約15分間は誰も地階に訪れて来なかったので、5枚のフェルメールを独占状態です♪
ヨハネス・フェルメール《リュートを調弦する女》。
有名ミュージシャンの楽器が展示された特別展『Play It Loud』は大人気!
ヴァン・ヘイレンや、ビートルズもありました。
豪邸風の内装に飾られた、エル・グレコ。
世界各国の幅広い美術品が集められたMET。日本エリアでは、伊藤若冲の《乗興舟》も。
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《女占い師》。ルーヴル美術館の《ダイヤのエースを持ついかさま師》 もそうですが、ラ・トゥールの駆け引き目線には、もの凄いゲーム性を感じます。
アンリ・ルソー《ライオンの食事》。
本当に沢山の作品が収蔵されているので、今回の旅程でじっくり鑑賞するのは無理があります。
泣く泣く切り上げて、他の美術館へと向かいました。
『メトロポリタン美術館(MET)』 は、写真撮影が可能です。
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館
螺旋状の建物が特徴的な『ソロモン・R・グッゲンハイム美術館』。『メトロポリタン美術館』からは、徒歩で向かいました。
近現代美術専門の美術館。最上階では、ジャン=ミシェル・バスキアの特別展『Basquiat’s “Defacement”: The Untold Story』を開催中で、20分待ちの行列が出来ていました。
森アーツセンターギャラリーの『バスキア展』も、日本の若者に人気です!
ミュージアム・ショップで、バスキアのサイズの合うTシャツが売り切れで、「洗濯すれば縮むわよ!」と大きなサイズを勧められました。買わなかったけど~(笑)
『ソロモン・R・グッゲンハイム美術館』は、写真撮影が可能です。
ノイエ・ギャラリー
グッゲンハイムからメトロポリタンを通り過ぎ、徒歩で『ノイエ・ギャラリー』へ向かいます。
お目当ては、グスタフ・クリムトの《アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I》です。
ウィーンのベルベデーレ宮殿、オーストリアギャラリーにある《接吻》同様に、金ピカの絵画。中に浮かぶ肖像の表情に目を奪われてしまいます。
3階を改装中で、会館は2階のみ。その為か、入場料はドネーション(自由な金額を寄付)になっていました。$1でもOKなんでしょうが、正規料金の半額を伝えると「パーフェクト!」と言われてしまいました(笑)
『ノイエ・ギャラリー』は、写真撮影不可です。
フリック・コレクション
ノイエ・ギャラリーから徒歩で、ヘンリー・クレイ・フリックの邸宅を改築した『フリック・コレクション』美術館へ向かいます。
主目的は、フェルメール《中断された音楽の稽古》《婦人と召使》《士官と笑う娘》の3点です。
中庭は広くて美しい。時間があれば、ゆっくりくつろぎたいところ。
短い時間ですが、優雅な雰囲気の美術館でフェルメール3点を堪能できました。
『フリック・コレクション』は、写真撮影不可です。
アメリカ自然史博物館
最後に訪れたのは『アメリカ自然史博物館』。フリック・コレクションから、徒歩でセントラルパークを通り抜けて向かいました。
恐竜から、世界各地の民族や動物まで、さまざまな展示が揃っています。
かなり巨大な博物館なので、ゆっくり見るには時間も必要。今回は閉館時間も迫っていたので、かなりのスピードで流し見しました(笑)
小さな子供連れならマスト観光スポットですね。
映画『ナイトミュージアム』の舞台にもなった博物館、短い時間でしたが堪能しました。
『アメリカ自然史博物館』 は、写真撮影が可能です。 次ページはギャラリー。